現役生徒国内研修 平成22年度 東京研修(2011年3月8日~10日)
日 程:2011年3月8日~10日 東京研修 3月11日 関西研修
行 程:東京研修の概略行程は
第1日目 3月 8日 午前 羽田空港着 午後=東京大学、三菱ケミカル訪問
第2日目 3月 9日 午前=国会、中央官庁見学、午後=第一生命、三井住友海上を訪問
夕刻~同窓生歓迎会
第3日目 3月10日 午前=最高裁判所、ラック訪問 午後=東京駅~関西へ
※3月11日の京都大研修後に、東日本大震災に遭遇し、新幹線が止まったために京都にて
一泊して3月12日に無事帰還した。
〔3月8日〕
○羽田空港到着~ホテルチェックイン~東京大学



羽田空港9:55着、南ウィング4番ゲートから東京研修のドアを開いた。


エスカレータは、さっそく東京流儀の左寄りに。そして東大赤門は、他校の高校生も居て大混雑だった。
○東京大学構内 安田講堂~三四郎池~学内食堂







学食では、現役東大生の先輩達4名が駆けつけてくれて、食事をしながらいろいろ話をしてくれた。
○三菱ケミカル訪問。保有・開発技術の展示室では、覚えきれない多種多様の化学技術の紹介があった。




80期の江口幸治先輩に会社紹介をしていただきました。
〔3月9日〕
○国交省の先輩たちとの交流~末松義規(73期)内閣府副大臣室







末松副大臣が国会答弁中にこっそり副大臣の椅子に座ってみた。いずれは…。


末松先輩が戻って来られて、生徒激励をしていただきました。
○国会議事堂見学






89期の緒方林太郎衆議院議員から本会議場の説明をしていただいた。


議事堂内の議員食堂で昼食。テレビでは11時45分の三陸沖の地震と津波の注意報が報道されていた。
この地震が2日後の大地震の前兆であったことは、無論知る由もない。
○第一生命株式会社~マッカーサー執務室





第一生命ビル内のマッカーサー記念館。簡潔な室内は、マッカーサーの性格によるものと説明があった。




69期の宮田芳文先輩・常務執行役員から説明と質疑応答をしていただいた。
○三井住友海上保険(駿河台本社ビル)







22~23階の応接室・絵画ギャラリーは都内が展望できる。建設中のスカイツリーはやはり人気がある。
また地下1階のビルの集中監視室も見学させていただいた。隣地では新館を建設中。


78期の櫻井宏和先輩に損害保険の説明をしていただいた。
〔3月10日〕
○ 最高裁判所





最高裁判所第一法廷は、静粛な中にまさしく重厚な雰囲気に包まれていた。
○ 株式会社ラック






情報セキュリティ会社のLac社にて76期の西本逸郎先輩、97期田代綾先輩から情報セキュリティの意味を説明していただき、サイバー攻撃を監視するオペレーションルームを特別に見せていただいた。


西本先輩の御好意により、Lac社の食堂にて同社社員とともに昼食を取った。
○東京駅から関西へ。引率の106期の先輩がお見送り。






生徒からの礼状 3月18日付
| 拝啓 早春の候、益々ご繁栄のことと存じ上げます。 私たちが国内研修というかたちで東京を訪れてから早くも一週間以上がたちますが、いかがお過ごしでしょうか。私たちはもうすぐ高校生活で初めての春休みを迎えようとしています。 先日は本当にお世話になりました。東京での様々な体験は、どれも私の心に強く残っていて、これからも忘れることはできないと思います。 私は残りの高校生活でも卒業した後も、この国内研修で学んだ「実際に経験することの大切さ」や「他人とのコミュニケーションを上手くとることの大切さ」を意識しながら生活したいと思います。また、この研修で沢山の方々と素晴らしい出会いができました。一緒に参加した同級生たちや先輩方とのつながりを私の宝物として大切にしていきます。 なかなか春らしくならず、寒い日も多いですが、お体には充分お気を付け下さいませ。 そして高校を卒業して東京に行くことがあれば、よろしくお願いいたします。 本当にありがとうございました。 敬具 |
| 拝啓 早春の候、高木様には益々ご健勝のことと存じ上げます。 先日の地震の際には、そちらでも大きな被害が出たと聞きましたが大丈夫でしたでしょうか。 私達は、その影響で予定よりも一日遅れましたが、無事に帰りつくことができました。 さて、この度の国内研修では、お忙しい中、私達のためにご尽力くださり、ありがとうございました。高木様を始め東筑会の皆様のおかげで、日頃体験できないような体験をし、多くのことを学ばせていただきました。将来のことに関して、私は漠然とした考えしか持っていませんでしたが、この研修で先輩方の姿を実際に見ることで、大きな刺激を受け、新たに目標を持つことができました。また東京に行く機会があった時には、よろしくお願いします。 ここ数日寒さが厳しくなっておりますので、お体には充分にお気をつけ下さいませ。 敬具 |
生徒派遣事業研修報告書 (抜粋)

【巻頭言】
学校長 増田 俊明
本年も111期生の国内研修事業は大きな成果を上げることができました。関係の皆様のご尽力とご支援に衷心より感謝申し上げます。
青少年期は希望に満ち、好奇心にあふれ、高い志を持つ時期です。数々の失敗や挫折を経験しながらも、自分の目標に向かって前向きに挑戦し続けることを通じて、一人の自立した人間としての基礎となる資質を培う時期であり、この時期の出会いは一生を左右すると言っても過言ではありません。
本校の国内研修は、「志を高くする」「広い視野を持つ」「柔軟な思考を形成する」ことを目的とし、将来のリーダーとなる資質を生徒の中に育てることを目指しています。知の最先端で行われている研究を目の当たりにし、日本の政治・経済の中心で活躍されている方々と話し、その現場を直接見ることで、生徒たちは今まで知らなかった世界を知り、人間的に一回り大きくなるだけでなく、自分の夢に向かって邁進する大きなェネルギーを学び取ります。本校は開校以来、多くの優秀な卒業生を輩出し、国内はもとより広く世界で活躍されている諸先輩方が数多くおられますが、国内研修は脈々と受け継がれてきた本校の不摸不屈・進取雄大の東筑気質に触れる貴重な機会であります。職場体験学習や大学見学などのキャリア教育は各高校で実施されていますが、本校の国内研修はそれとはまた違った、112年の歴史を持っ東筑高校でしかなし得ないものであると言えます。
現代のような高度情報化社会では、社会の隅々まで情報が素速く伝わり、社会は小さくなったと言われます。若者の将来像も以前と比べると多様化し、自己実現の可能性が広がっています。しかしながらその半面、皮肉なことに現代の若者が夢や志を失いつつあるということも事実です。平成18年の「高校生の友人関係と生活意識調査報告書」によると、諸外国に比べて日本の高校生は「将来のために今をがんばって生きたい」と考えている生徒が少なく、「食べていける収入があればのんびり暮らしたい」という思いを持っている生徒が多いという結果が出ています。そのような中で原点を同じくする諸先輩方に出会い、「広い視野を持て」と力強いエールを贈られた生徒は、自分の夢を実現させる道筋をしっかり理解し、困難に立ち向かう勇気を与えられ、大きく心を動かされました。研修を終えた生徒たちを小倉駅で迎えました時の、彼らの瞳の輝きや感動の言葉からも、この研修が生徒の心に響き、一人一人の心に確実に東筑魂の灯を点したことが分かりました。
参加した生徒たちは各クラスで研修の報告を行い、その心意気は学年全体に広がりつつあります。
高い能力と資質に恵まれ、大いなる可能性を秘めている本校生徒は、次世代のリーダーとして明日の世界を変える原動力になる期待がかけられています。生きた教育としての国内研修が果たすべき役割は今後ますます重要になってくると思われます。
結びに、東筑会役員、東京東筑会、関西東筑会をはじめ、関係各位のご支援のお陰で本年度も国内研修事業を成功裏に終了することができました。改めてこの事業に関わってくださった全ての皆様方に深甚なる謝意を表すと共に、全校生徒が本報告書を有意義に活用し、本校が益々前進してゆくことを祈念して、挨拶といたします。
【各研修場所での感想】 今回の各研修場所での感想は、2~3名による協同レポートになっています。
東京大学
一日目の初めに見学する予定になっていたこともあり、心の準備ができていないまま東京大学へと向かった。到着すると赤門が想像以上に大きいことに驚いた。なんとこの赤門ノは江戸時代に建立され、今は国の重要文化財になっているそうだ。
中に入ると、明治時代にタイムスリップしたような気分になった。オフィスビルのような建物はほとんど無く、歴史を感じさせる教棟がたくさんあった。東京大学は東京にあるとは思えない広さで、ゆったりとした雰囲気のある大学であった。医学部教棟を左に曲がり、文学部教棟の中を抜けると右手に大きな存在感を放つ建物があった。
安田講堂に着くとその堂々たる姿に圧倒された。安田講堂全面の景観は東京大学のシンボルとして大事にされているため、後ろにある安田講堂より高い理学部教棟はしばしば非難されるそうだ。また、40年程前の学生闘争では、学生と機動隊が安田講堂で衝突した。入口や壁など随所に見られる火炎瓶の跡は、そのような安田講堂の歴史を物語っている。
次に、夏目漱石の「三四郎」の舞台となった三四郎池へ向かうと、その途中で「帝大下水」という文字の入ったマンホールを発見した。今までこのマンホールの上をどのくらい人が歩いたのだろうかと思うと感慨深いものがあった。三四郎池は生き物がたくさん住んでいる静かな場所であった。ここからは大学の建物が木々に阻まれて見えないため学生の憩いの場所となっているという。
最後に、東京大学の中央食堂で食事をしながら、現役の東大生に効率の良い勉強法や大学のことなどについて話を聞いた。大学の内部のことについても聞けたので、この国内研修旅行に参加して本当に良かったと思った。東大生協で買い物をし、東京大学医学部付属病院の横を通り東京大学を後にすることになった。病院の壁にも装飾が施されているのが印象的であった。
株式会社三菱ケミカルホールディングス
初日の午後、私達は三菱ケミカルホールディングスビルを訪れた。私は、「ものづくり」に興味があったので、この見学をとても楽しみにしていた。
まず、プレゼンテーションルームで、江口氏から三菱ケミカル、特に三菱化学の簡単な説明を聞いた。黒崎に三菱化学の工場があることは事前に調べていたのだが、そこでフラーレンという、今注目され、開発が期待されている物質を作っていることは知らなかった。私達の身近な場所で最先端のものが作られていることに驚いた。
次に、ケミストリープラザを見学した。ここには、三菱ケミカルの製品が展示してあり、そこで、さまざまな製品について説明を受けた。私が最も印象に残ったのは、未来の車「C・Rev」だ。普通車が1000kgの重さがあるのに対して、C-Revは900kg弱である。これは、普通車に使われているガラスや金属のボディを、アクリルパネルなどの炭素の加工品に代えたからで、こうすることで、強度を保ちながら、軽量化もでき、また曲線も自由に作れるそうだ。そして、運転者の健康チェックをしたり、その時の気持ちに合わせて照明の色や音楽を自動で変えたりするそうだ。自動運転なども便利だけれど、すべてを機械に任せるのは怖いような気もした。
このほかには、食品の個包装にある様々な工夫が印象的だった。例えば、せんべいの袋なら、酸素や水を通さないフイルムや破り心地のいいフイルム、かつお節の袋なら、静電気を抑えるフイルムなど、その食品にあわせた様々なフイルムを、何層にも重ねて作られる。私達は、いつも食品の成分ばかり気にするが、食品をおいしく食べられる理由は、このような普段気にしないところにもあったとわかり、感激した。私は今まで、化学というと、「物質」の研究だけのようなイメージを持っていたが、私達の身近な「製品」の開発もしていることや、化学と一言で言っても、その及ぶ範囲は、自動車から食品、薬品までの広範囲だということがわかった0 日分の興味のあることを見学し、将来このようなものに関わりたいという思いはさらに強くなった。
これからは、今まで意識していなかった身近にある化学について、日々の生活で探したり、考えたりしていきたいと思う。
国土交通省
国内研修の二日目、その日の最初の訪問先は国土交通省だった。日本の経済の中心地、霞ヶ関に建ち、皇居や国会議事堂、その他さまざまな高層ビルに囲まれているにも関わらず、国土交通省のビルからは普段の生活からは感じ得ない威圧感を特に感じて、思わず身構えてしまうほどであった。
国土交通省。12省庁の中では他の省庁に比べテレビや新聞などでよく聞き、国内はおろか、海外でも活躍をしているというこの国土交通省には前々から興味があり、今回の研修の中では自分が一番楽しみにしていたものでもあった。
窓からは東京タワーが見える海上保安庁の会議室に入り、お話を伺った。この日は10人ほどの先輩が私たちにお話をするために来てくださっていた。東筑の先輩方は本当にいろいろなところにいらっしゃるのだなと感じた。
お話の内容は、交通政策や海上の安全の確保、社会資本整備について、観光制度の整備などであり、どのお話も興味深いものばかりであった。国交省はさまざまなところで私たちの生活に関わっていたのである。私たちの生活を少しでも向上させようとしてさまざまな対策を練ってくださっている国土交通省の方々には感謝の気持ちでいっぱいになった。そして、定員数は6万人を超えていて、防衛省を除くと、国の機関では第2位の規模の大きさであり、さらに他の省との共同作業で多様性のある地域の形成をも行っているということを聞いて非常に驚いた。ビルに入る前に感じた威圧感は、この規模の大きさからであったのではないかと思った。
また、国土交通省は「REAL!?」というパンフレットを発行しており、その中には国土交通省がいかなるものであり、どのようなことをしているかがわかりやすく、かつ丁寧に書かれている。国の機関のパンフレットなど堅苦しくて読みづらいだろうという印象を持っ人もいるであろうが、この国土交通省のものは私たちのためになることがたくさんあり、とても読みやすくできているのであっという間に読み終えてしまう。ぜひ読んで欲しいと思う。
今回の訪問で、国土交通省という機関が私たち日本国民といかに深く関わっていて重要な機関であるかがわかり、関心もさらに高まった。また先輩方は国交省の説明だけでなく同じ高校の先輩として、「大学は東京のほうに行ったほうがいい」ということや、「大学選びは将来何をするかを決めてからのほうがいい」などの話もしてくださり、本当に自分のためになった訪問であった。
国会議事堂
研修二日目に私たちは国会議事堂を訪れた。外観はテレビや新聞ではおなじみの光景だった。しかし、中に入ってみるとピンと張りつめた空気があった。さまざまな場所を見学したが、印象に残っているのは、御休所、中央塔、議場の三つだ。
御休所とは天皇が国会に出席する際、議長と会うほか、一時的に休憩を取る場所のことだ。入口は大きな1つの大きな大理石をくりぬいてできていて、建築様式は安土・桃山時代の様式を取り入れられているそうだ。中は豪華な装飾がされていたが少し暗くてよく見ることはできなかった。御休所の横に皇族の方の部屋があることを知らず驚いた。
衆議院本会議場では緒方林太郎議員が説明をしてくださった。議場は上から見ると狭い気がしたが十分な広さがあるそうだ。席は議長席から向かって左から右へ所属議員の多い会派から割り振られるそうだ。議長席の横の閣僚が座る席は「ひな壇」と呼ばれている。また、議長席の下の速記者席には時間を知らせる鐘があり、説明を受けている間もずっと鳴り続けていた。
中央塔とは議事堂の真ん中にある建物のことだ。外から見た正面には玄関があるが、天皇が国会に出席する時など以外、扉は開かないそうだ。中は二階から六階まで吹き抜けである中央広間がある。この中央広間の四つ角には板垣退助、大隈重信、伊藤博文の三つの像がある。残りの一つはこの三人と同じくらい偉大な業績を残した人が現れた時に作られるそうだ。
これらの施設を見学した後は、緒方議員と一緒に昼食をとった。昼食をとりながら緒方議員の東筑生時代の話を聞かせていただいた。お忙しい中、時間をとってくださったことに感謝しなければならないと思った。
国会見学を通して感じたことは、国会は行政を仕切るために無駄を省き、効率よく運営されているということだ。また、そうするための工夫も至る所にあった。例えば、どこへ見学に入っても全てのものが整理整頓されていた。テレビや新聞などでは決して知ることのできない貴重な体験だった。
第一生命
二日目の午後、私たちは第一生命を訪れた。第一生命の本社ビルは皇居のすぐ近くにあり、周りにはたくさんの自然があった。
まずはじめに案内していただいたのはギャラリーで、落ち着いた雰囲気が素敵な本当の美術館のようだった。第一生命ではこのギャラリーを一般の方々に向けて無料開放したり、将来性のある若手の作家の為に開催されている「VOCA展」を支援したりと、芸術に触れる機会を増やす為の活動に取り組まれている。また、芸術面だけではなく、生活環境、健康・福祉など様々な面での社会貢献活動も活発である。
次に案内していただいたのは資料展示室だ。ここで特に印象に残っているのは、やはり「マッカーサー記念室」である。この部屋はこのビルに連合国軍総司令部(GHQ)が置かれていた頃にマッカーサーが使用した部屋で、当時のまま保存されている。寄木細工の床とアメリカ産のくるみの木で作られた壁のこだわりには驚いた。さらに、時代を感じさせる古い椅子や、彼が好きだったという壁に飾られた2枚のヨットの絵、そして引き出しの無い机が素朴で趣のある部屋の雰囲気をより一層濃くしているように思われた。
最後に創立者である矢野恒太さんの大きな肖像画が飾られている会議で宮田氏のお話を聞いた。特に印象的だったお話が二つある。一つは、「大切なのは自分の強みを生かしていき、様々な視点から物事を見ることであり、自分を磨き、改革していかなければならない」というお話だ。このお話を聞いて私は現実から逃げずに自分を常に見つめ直すことの大切さを改めて感じ、これからの自分についてもっと深く考えようと思った。そしてもうひとつは、「求められる人は失敗しなかった人ではなく、失敗を乗り越えてきた人である」というものだ。失敗を乗り越えることで学ぶことは多くあり、人は生きていくための強さを身につけるのである。やはり失敗には成功と同じほどの価値と大きな意味があり、とても勇気づけられた。また、普段は自分と深く関係があると実感を持っことがあまりない保険について、それがいかに重要なのかを知ることが出来た。うかがったのはどれも本当に重みのあるお話ばかりで自分がこれから生きていく上でとても大切なことだと思う。これらの貴重なお話で学んだことや実際に見て感じたことを活かしていきたい。
三井住友海上
研修二日目の午後、私たちは三井住友海上を訪問した。第一印象は建物が大きいということだ。その隣には、まだ建設中の建物もあった。そして、建物の中に入ると中庭にある「朱龍」と呼ばれるアルミの真っ赤な巨大オブジェが目に入った。ロビーで案内役の方から資料を頂き、研修が始まった。
まず始めに、エレベーターで24階まで上がり、レセプションルームという所で東京の街を一望した。そこからは、明治大学や順天堂大学、それに今話題の「東京スカイツリー」の様子も見ることができた。その後、22階のギャラリーで日本絵画を鑑賞した。普段はなかなか絵画を鑑賞する機会がないので、とても新鮮だった。絵画を鑑賞した後は、実際に社員の方々が働いているオフィスを見学させてもらった。そこは、とでも雰囲気がよく働きやすそうな職場だなと思った。また、社員の方の中には、パソコンを使ったり、電話で応答したり、書類を整理している方など様々な方がいた。
独特の緊張感の中で目の前の仕事をこなしている社員の方々は、とても活気に満ちていた。次に、3階の屋上庭園を見学した。そこには、ユズリハ、ツバキなど約100種類の植物が植えられていて、見渡す限り緑でいっぱいだった。その中には、ニュートンの生家にあった木の枝から移植された「ニュートンのリンゴの木」や、社員である柔道の上野雅恵選手や陸上の土佐礼子選手の五輪出場記念のオリーブとサクラの木があり、とても興味深かった。また、始めに述べた建設中の建物の説明もあった。新館を建設しているそうで、来年2012年に竣工の予定だそうだ。庭園の中を進んでいくと、菜園があった。菜園は、社員や近隣の方に無料で貸し出して、野菜や花を作って頂いてるそうだ。イチゴや花など様々な植物が栽培されていて心が和んだ。最後に、会議室で三井住友海上の損害保険の説明をして頂いた。普通の保険との違いや社名の由来など様々な話を聞くことができた。普段は保険のことなどまだ自分には関係ないと思い、真剣に考えたことはなかったが、少し考えてみようと思った。説明の後には、友達が何人かインタビューを受けていた。本当のテレビ取材のようだったので、とても驚いた。
三井住友海上を訪れて感じたことは、他の企業と比べて緑が多くとても気持ちが良いということだ。また、今回の訪問ではなかなか普段考えないことも考えさせられた。こうして感じたり考えたりすることができたのも、この見学を支えてくださった方々のおかげだと思う。本当にありがとうございました。
最高裁判所
国内研修三日目に、最高裁判所を訪問した。事前にホームページで調べていた分、建物を見ただけで感激してしまった。東京ドームの2.8倍もの広さがある広大な敷地は、神聖な雰囲気を醸し出していた。建物は、整然とした印象の石造りで、建物全体に花こう岩を用い、品位と重厚を表現しているそうだ。
最高裁判所には、大法廷1つと小法廷3つの計4つの法廷があるが、今回は大法廷を見学させていただいた。大法廷に入ると、誰もが一度は見たことのある光景が目に飛び込んできた。それをこの目で実際に見ることができたことに感激した。裁判官や弁護士、検察官などの司法に関わる職に就かないと来ることはない場所である。
傍聴席に座り、案内係の方から裁判所について様々なことを教えていただいた。最高裁判所は、15人の裁判官の他、裁判所事務官、裁判所書記官、裁判所調査官と言った形で900人もの人々が働いていること。裁判官は、元検察官や元弁護士の方が主であるが、元行政関係や大学で法律を教えていた方などもいること。お話を伺っていると、裁判とはどういうものかは知っていたが、実際にどういう方が裁判に関わっているのか全く知らないことに気が付いた。
また、大法廷知識もたくさん教えていただいた。例えば、大法廷は、574m2の広さがあるため、裁判時に音の響きをなくすために云っの工夫をしているそうだ。1つは壁として敷き詰められている石に隙間を作って音を吸収させており、もう1つは、裁判官席の後方にかけられている西陣織の壁掛けである。実はこの壁掛けも音を吸収する効果がある。ちなみに、この壁掛けは、裁判官席の後方の2枚だけではなく、その向かい側にも2枚ある。前方2枚には「太陽」、後方2枚には「月」とうい題名が付いている。題名からして壮大なスケールの絵であるが、窓が1つもない大法廷を開放的に見せるために設置されたのだという。こんなにも立派な造りをしている大法廷だが、使用された回数は、一昨年は5回、昨年は1回と非常に少ない。それは、憲法に違反しているかどうかを審議するときにしか使われず、そういう裁判はきわめて少ないからである。私は、ぜひ大法廷での裁判を傍聴してみたいなと思った。
教えていただいたことの中で私が一番驚いたのは、大法廷には証言台と被告人席がないということだ。裁判と言えば、私たちは通常、裁判官、弁護人、検察官、そして被告人がいるイメージを持つ。しかし、それは下級裁判所での話だそうだ。最高裁判所での裁判は、それまでに行われてきた裁判が確かかどうかを確認するためのものであり、新たに被告人や証人から話を聞くことはない。そのため、証言台と被告人席は用意されていないのである。この事実には、大変驚いた。
平成21年から始まった裁判員制度によって、司法は私たちに身近なものになってきている。私も将来、裁判に参加することもあると思う。しかし、裁判所を実際に見学し、お話を伺うと、私は司法について何も知らないことを痛感した。裁判に関わる可能性がある以上、ニュース等で報道されている裁判だけでも、興味を持ち知るべきだと思った。この見学を、ただ「感激した」というものだけで終わらせるのではなく、司法を学ぶきっかけにしたいと思う。
L A C
国内研修三日目に私たちはLACに訪れた。LACとは情報セキュリティ会社であり、セキュリティの構築や監視・診断サービスをして、日々巧妙になっていくサイバー攻撃に対しての研究やセキュリティ教育などを行っている。会社の中は建物の真新しさと清潔感があり、さすが情報セキュリティ会社というほど厳重なロックがいくつもかかっていた。
中に入ると、まずLACが情報セキュリティ会社として社会にどのように関わっているのかをお話をしていただいた。LACは単に情報セキュリティを取り扱って目に見えないサイバー攻撃を防ぐだけでなく、ネット上の書き込みの検閲やダウンロードの痕跡の確認など、何か事件があったときに私たちのネット上での何気ない行動の痕跡を調べることもあるそうだ。
また、お話の中で特に興味がわいたのは「セキュリティ&プログラミングキャンプ」というものだ。これは現在の情幸田ヒ社会に必要な、高度なI T人材の早期発掘と育成、および若年層のセキュリティ意識の向上を目的としたもので、毎年夏に4泊5日、費用は全額政府が負担し、22歳以下の学生を対象に開催される。私は、政府がこんなに支援するほどI Tが必要なものなのかと驚くとともに、改めてその重要性を感じた。
お話をしてくださった方からは、パソコンが好きだけどなかなか話す相手がいないという人にはぜひ参加して欲しいとのことだった。お話が終わったあとには仕事場を見させていただいた。私たちは通路からガラス越しに仕事風景を見学した。緊急時にすぐに会議ができるように中央に丸テーブルがあり、世界中のセキュリティ情報が壁に映し出されていた。日々、この目まぐるしい大量の情報を処理するのはすごいと感じた。
現代の私たちには便利なネット環境は欠かせないものとなっているがネットには見えない脅威があるということを忘れてはいけないし、LACのようにネットの脅威から人々を守る企業があるということも忘れてはいけない。情報化社会の利便性と恐ろしさを再認識した上で、その恩恵を受けようと思う。また、これからの情報化社会が利用者にとってより安全なものになるよう、私たち自身もセキュリティ意識を強くしなければと思った。
【各自の研修報告】
国内研修を終えて 男子生徒
私は、この国内研修に参加できると決まった時、あの大都会"東京"に行くことができるという喜びや大変貴重な経験ができるという期待で胸が一杯だった。それとは裏腹に、東筑生の代表として参加するという、私としては重すぎる責任や不安も少なからず感じていた。出発当日まで、私はこのように期待と不安の入り交じった複雑な気持ちであった。
初日、私達は東京大学と三菱ケミカルを訪れた。直接初めて目にした、東大のシンボルである安田講堂や赤門はとても威光を放っていて、これを見て東大を受験しようと決心した人は数多いのだろうなと思った。私もこれを見て、心が揺り動かされた気がした。
二日目の午前中は、国土交通省や内閣府、そして国会議事堂などの国の中枢機関を見学した。ここでもたくさんの東筑の卒業生とお会いでき、特に緒方林太郎衆議院議員には、国会議事堂の中を案内していただいた。実際にこの目で見た国会議事堂は、よくニュースで見るものと比べ、何か雰囲気が違った。大理石でできた壁や床、廊下には一面赤い絨毯が敷かれていて厳かな感じだった。国会議事堂はほとんどが国産のもので作られていて、これをもう一度再建することは不可能だといわれている。その日の午後は、第一生命や三井住友海上といった保険を取り扱う会社を訪ねた。これらの会社は自分たちの利益を生むだけでなく、社会貢献活動をしたり、環境への配慮(屋上の緑化)をしたりしていて、私はとても感銘を受けた。これからこういった社会貢
献を推し進める企業がますます増えていけば、住みよい日本、明るい日本になると思う。また夜には、東京東筑会の先輩方が歓迎会を開いてくださった。初めは、とても緊張していたが、先輩方は優しく接してくれてとても楽しいパーティーになった。改めて東筑の良さが身にしみた。
三日目は、最高裁判所やLACを見学し、そこでもいろいろなことを学ぶことができた。そして、私達は京都に移動してその夜、今度は関西東筑会の先輩方からの歓迎会に出席した。皆で雑談も交えながら、とても賑やかに語り合った。このとき私達は、あの一番だけでも長い校歌を三番まで歌った。この校歌の長さは東筑の歴史の長さのように感じた。また、私は東筑会の方々の明るさや優しさに触れ、そのような心を何年も持ち続けること、多くの卒業生で力を合わせることこそが校風を脈々と守っているのだと感じた。
そして最終日、私達は最後に京都大学へ行った。たくさんの教授や先輩方からいろいろなお話をしていただいたり、実際に研究室を見学したりして、私にとって充実した時間だった。またこの日、私達が帰る直前、東北地方で大きな地震があった。世界最大規模の地震で、東北地方の人々は家族や友人を失ったり、家や財産を失ったりと、とても大きな被害を受けたのに対し、私達は乗る予定だった新幹線が止まり、帰る予定日が一日ずれてしまったという小さな被害で済んだ。私は被災し亡くなられた方々に哀悼の意を表するとともに、この生かされている命を大切にして、志半ばに夢を叶えられなかった人々の分も生き抜いていきたいと強く思った。
今回の国内研修を通して、東筑の先輩方はいろいろなところで活躍していて、日本の経済や政治を支えていらっしゃることがわかった。私は先輩方と同じ東筑生であることに誇りを感じた。この研修が行えるのは、伝統ある東筑だからこそであり、また協力してくださった先生方や先輩方のおかげでもある。私は東筑に入学できて本当に良かったと思っている。たった四日間ではあったが、さまざまな体験やたくさんの方々とお話をすることができ、とても充実した国内研修であった。今回学んだことを生かし、これからの生活を有意義にして夢に向かって一歩一歩進んでいきたいと思う。
国内研修を終えて 男子生徒
この4泊5日で、普段味わうことのできない多くのことを経験した。これまでに小学校、中学校の様々な経験と比べると格段に違いがあった。私たちがいっも見ているニュースに登場する国会議事堂、最高裁判所はテレビの中のものとスケールが違い実際に見たときにはとても感動した。予定では三泊四日だったが東北関東大震災の影響により、もう一泊し、少し不安にもなった。しかし地震の恐ろしさを改めて痛感し普段の日常の防災対策について考える良い機会になったと思う。
まずは、初日私たちは東京に到着した。地下鉄に乗ってふくおか会館まで行ったのだが駅の構内の人の多さにあっけにとられた。ふくおか会館は予想を上回る立派な建物だった。後に隣にイギリス大使館があったことに気付いたが、それにも劣らないくらい立派だった。
最初の見学地は東京大学。私自身の志望校が東京大学なので道中ずっとそわそわしていた。東京大学といえば安田講堂。安田講堂を見ると私はすぐに歓声をあげた。ここにもしかすると、いや絶対に来るであろうと考えると、学習に対するモチベーションも上がった。昼食は学食で食べたのだが東筑の学食よりも広く外国の方もたくさんいて東大らしい雰囲気を醸し出していた。昼食の時に東筑の卒業生で東大生の先輩とお話できたことは今では忘れられない。午後から見学した三菱ケミカルでは正直はじめはあまり興味が湧かなかったけれど社員の方の丁寧な説明を聞くにつれて楽しくなり、将来三菱ケミカルのような会社に入ろうとさえ思った。
二日目、私たちは日本の政治の中心である霞が関に行った。見回すかぎりビルだらけ、そんな風景に圧倒されながらも国土交通省や国会議事堂に足を運んだb 国会議事堂は東筑の卒業生であり衆議院議員の緒方林太郎氏とお話をすることができて感無量だった。午後からは日本の一流の企業を訪れ、実際に働いている現場を見せてもらった。熱心に働いている姿をみて、将来は自分のためだけでなく人のためにも働けるそんな人にもなりたいと思ったりもした。夜には東筑会による歓迎会があった。歓迎会では先輩方の貴重な話を聞くことができた。初めての立食形式、多くの先輩方、そんな緊迫した雰囲気に戸惑った。しかし、先輩方が積極的に声をかけてくださり、たくさんのためになる経験談を聞くことができた。自分の出身中学校の先輩や東筑の元生
徒会長、現役東大生と話をすることができたくさんのものが得られたと思う。充実した二時間半もあっという間に流れた。たった二時間半の中で私自身の何かが変わった気がした。研修前では歓迎会がこんなにも楽しく充実したものになるなんて想像すらしていなかった。将来、私も先輩たちのように東京に勤めて、この歓迎会に出席できるように日々努力しようと思った。
三日目、午前中は最高裁判所とラックを回った。二つに共通して言えることは、建物のデザイン性が極めて高いことだ。最高裁判所は外観がかっこよくデジカメに何枚も写真を収めた。ラックはいかにもテレビに出てきそうな会社でセキュリティー関係の会社だけあってセキュリティーがすごかった。二日と少し東京にいたわけだがいろんなことを学び、楽しむことができた二日間だったと思う。京都に向かう新幹線に乗ったときは少し東京が名残惜しかったが、別れの挨拶をして京都に向かった。京都に着き、東京とはまた違った落ち着いた雰囲気に心地よさを感じた。関西東筑会は東京東筑会とは違った雰囲気で歓迎会を楽しむことができた。
四日目、京都大学を訪れた。この大学も東京大学に劣らないくらい威厳に満ち溢れていた。いろいろな研究室や博物館で普段見ることのできないものを多く見ることができた。先輩たちの熱心な説明を聞いて、楽しく自分の好きな分野を研究できる大学に憧れた。
この研修期間中、私たちは本当に貴重な経験をすることができたと思う。そして自分が少しくらいは成長できたと思える研修だった。このようなすばらしい体験をすることはこの先にもなかなかないことと思う。このような体験ができたのも東筑会の先輩方をはじめとする、この事業に関わった多くの方々のおかげである。もし私たちが東京に就職したときには、自分たちが経験したことを後輩たちにも同じようにして、東筑会も含め、全体に恩返しをしたいと思う。
国内研修を終えて 女子生徒
たくさんの貴重な体験のできるこの国内研修は、存在を初めて知った時から私にとって魅力的なものだった。参加することが決まってからは、自分が知らない広い世界を知ることが出来るということへの期待と緊張でどきどきしながら当日までの日々を過ごした。初日に向かったのは東京大学と三菱ケミカルだった。テレビや新聞でしか見たことのない東京大学の多くの古い校舎に私は歴史を感じた。特に、すっきりと晴れ渡った青空の下に悠然と構える安田講堂は壮大で輝いているようにも見えた。三菱ケミカルでは化学製品について教えていただき、今まで考えたこともなかったような細かい部分にまで様々な工夫が施されていることに驚いた。そして、新しく何かを作るということは、未来を作っていくことなのだと実感した。
二日目は国の中心である国土交通省や国会、午後からは第一生命、三井住友海上を訪問した。特に印象に残っているのは国会だ。国会議事堂は外見だけでなく内装も美しく、大理石の床と長く続く赤い賊毯の醸し出す独特の雰囲気が、国の重要機関としてふさわしい場所であると感じさせた。この場所を実際に自分の目で見ることが出来たことは、この先もずっと忘れることのできない素晴らしい経験だと思う。
また、この日の夜は東京東筑会の方々が歓迎会を開いてくださった。まず驚いたのは参加人数の多さだ。「東筑の卒業生である」という繋がりの強さ、そして東京東筑会の先輩方が心から東筑が好きなのだということが分かった。歓迎会の雰囲気も先輩方も本当にあたたかくて、ここで聞くことのできた色々なお話は将来を考える上でとても参考になると思うし、笑顔で応援してくださったことに涙が出そうになった。
三日目には最高裁判所とLACを訪問した。最高裁判所の張り詰めた冷たい空気は強く印象に残っている。LACでは近代的な仕事場がとても衝撃的でなんとなく現実味が無いような気さえしたほどだ。それから京都に移動し、今度は関西東筑会の先輩方が歓迎会を開いてくださり、ここでも先輩方の高校時代のお話を楽しく聞くことができた。そして初めてあの長い校歌を最後まで歌ったのだが、先輩方も本当に楽しそうに歌っていて、自分がこの先輩方の後輩なのだと思うと嬉しくなった。
最終日は、私がこの研修で最も楽しみにしていた京都大学の二つのキャンパスを見学した。桂キャンパスで米田教授が案内してくださった研究室や、学生さんが説明してくださった研究内容は私にとって魅力的なもので、さらに吉田キャンパスで松下教授や現役京大生である先輩から大学生活についてのお話を聞いて、もっと意欲的に幅広く様々なことを学びたいと強く思った。
今回の研修で色々な場所を見たり、色々な人々と関わったりして、私は期待していた通りに自分が知らなかった広い世界を知ることが出来たと思う。それと同時に、スケールが大きくて逆に自分を見失ってしまいそうだとも思った。でも、私はこの研修で積極的に自分から世界を広げようとしなければならないことや、人とのコミュニケーションの大切さを学び、大事なのは机上の勉強だけではないということを改めて感じた。このことは高校を卒業しても社会人になってもずっと大切なことだから、今回自分の中に吸収された経験はどういう形であってもプラスになると思う。これからもこの貴重な経験を活かし、自分の目標をしっかりと持ち、それに向かって精一杯努力していきたい。地震の影響で滞在が一日延びたりと思いがけないトラブルもあったが、
濃密であっという間の4泊5日だった。このような素晴らしい機会を与えてくださった東筑会の先輩方、企業や大学の関係者の方々、先生方、そして家族に深く感謝したいと思う。
国内研修を終えて 女子生徒
国内研修に行く前は、東京大学や京都大学にあまり関心はなく、企業を訪問することで様々な職業を知り、自分の進路の参考にすることに最大の目的を置いていた。しかし、実際には企業訪問だけでなく、その他にも期待以上の貴重な体験をすることができた。
まず、初日から私の進学に対する考え方が変わった。テレビでよく見る、東京大学の安田講堂を見たとき、その存在感に圧倒された。そして、将来の自分のためにも勉強しなければならないと強く感じた。今でもその思いが忘れられず、私の携帯電話の待ち受け画面が安田講堂であるほどだ。さらに、二日目の東京東筑会の皆様が開いてくださった歓迎会では、東筑の先輩方との会話の中で考えさせられることがたくさんあった。中でも印象に残った言葉がある。それは、先輩方が事あるごとにおっしゃっていた「東京に来い!!」という言葉だ。多くの情報が集まり、たくさんの経験を積むことができる広い世界に出ることも大切だと思った。そして、ここにいる先輩方に後悔はなく、自信があるからこそでる言葉だと思った。
三日目には関西東筑会の方々が、歓迎会を開いてくださった。そこでも非常に感銘を受けた言葉がある。それは「○○さんがいれば大丈夫!と言われるような人になれ」である。どんな小さなことでも、人の役に立っ何かを持っていると、社会に必要とされ、人からも信頼される。私もそのような人になるため、この言葉をいつも心に留めておこうと思った。
東京と関西のどちらの歓迎会でも東筑高校の校歌を歌い、さらに、関西では普段あまり聞くことのない三番まで歌った。大勢の先輩方と世代を超えてひとつになれた気がした。東筑の伝統と東筑生である誇りが伝わってきた。私もこの歴史ある東筑の一員であることをうれしく思うと同時に、自分の行動に責任を持たなければならないと感じた。
最終日の京都大学は、東京大学とは違った魅力があった。研究の施設が充実しており、学生たちが自ら学んでいこうとする姿勢が見られた。最近では、地震や原子力発電所関連のニュースで京都大学の名前を耳にすることが多くなり、改めて京都大学の凄さを感じた。
最初は不安だった研修も、先輩方の優しさに触れ、たくさんのお話を聞いたり、めったに出来ない体験をしたりと最高のものとなった。このような経験ができるのも、各方面で活躍されている先輩方がいらっしゃるからだ。私も、先輩方のように広い世界で活躍し、社会の役に立っ職業に就きたいと思った。
今回の国内研修で得たものは、勉強よりも大切なことだ。もちろん、勉強も大切だが、今のうちから様々な経験をして、自分が成長するための糧としたい。そのために自分から行動し、その機会を探そうと思う。そして、何よりも人とのつながりを大切にし、感謝し、恩返しができるような人になりたい。
国内研修を終えて 女子生徒
私がこの「国内研修」の存在を知ったのは中学2年生の時である。当時、東筑高校2年生だった私の中学校の先輩が「高校紹介」という形で中学校に来てお話をされた中に、これについての話があったのだ。その先輩は「本当に良い経験になります。普通では絶対に体験できない内容がいっぱいで、もし東筑に入ったら参加することを強くお勧めします。」とおっしゃっていた。私はそれを聞いたとき「東筑に行って勉強を頑張れば、東京見学に行けるかもしれないらしい。もし行けるなら行ってみたいな。」と思ったのを覚えている。それから約2年後、私は実際に東筑に入学し、部活の仲間たちの誘いと中学時代からの憧れもあって私は研修への参加を決意した。
実際に研修が始まると今までTVなどでしか見たことのない東大の赤門や、国会議事堂、最高裁判所、京大の美しい桂キャンパスと吉田キャンパス。さらに、一般の人はなかなか見ることの出来ない内閣副大臣室や国土交通省。他にも日本を代表する大企業の数々を見学して回った。その中で特に印象的だったのは国会議事堂である。高層ビルが立ち並ぶ永田町の中心でも、この建物が醸し出す雰囲気は別格であった。廊下には計4.6kmもある赤絨毯が敷かれ、国会中継などでよく見る衆議院本会議場は圧巻だった。半円状に並べられた議員の席には数々の有名議員の名前を見つけることが出来る。「この場所で日本の未来が決められている」と思うと興奮のあまり鳥肌が立った。
二日目の夜は東京で「東京東筑会」の皆さんからの歓迎会が行われた。立食パーティー形式の歓迎会では生徒同士の会話は禁止され、必ず先輩方とお話するように。と言われてはいたが、初対面の方といきなり会話など出来るのだろうかと思っていた私の不安は開始3分で見事に解消された。どの先輩方も自ら積極的に話しかけてくださるからだ。そのなかで国会議員の緒方林太郎先輩などとも直接お話をさせていただくことができ、とても貴重な体験となった。3日目の夜は京都で「関西東筑会」の皆さんからの歓迎会があった。こちらは畳のお座敷で東京よりもさらにアットホームな雰囲気の中行われた。ここでは私が住んでいる町の中学校を卒業した先輩方からたくさんご指名をいただき、会話をさせてもらった。最後に校歌を3番まで歌ったときは東筑生としての誇りを実感した。
この研修を通して私は東筑の「大きさ」を学んだ。日本の至る所で東筑の先輩方は活躍されており、皆東筑生としての誇りを強く持っておられる。それはここ東筑が長い伝統を誇る進学校ならではのことだと思う。また私は世界の「広さ」も学ぶことができた。普段の生活範囲を出れば、よりたくさんの方々との出会いがあり、多くの体験をすることが出来る。出会いや体験の分だけ私たちは成長することが出来る。だから、私は皆さんに視野を広く持ってもらいたいと思う。自分の殻に閉じこもるのではなく、積極的に外の世界に出て行って欲しい。そうすれば、きっと自分を成長させてくれる何かに出会えるはずだからだ。
最後に、研修に協力してくださった先輩方、先生方、本当にありがとうございました。
国内研修を終えて 男子生徒
私は、東筑高校入学以来この国内研修へはずっと行きたいと思っていた。なぜなら、東筑の先輩方のお話を聞くことのできるまたとない機会だからと考えたからだ。そこで、私は、研修に期待感を持って臨んだが、実際に予想をはるかに超えたたいへん中身の濃い研修だった。その中でも心に残っている体験が3つある。
一つは、東京東筑会の方々や関西東筑会の方々が開いてくださった歓迎会だ。どちらの会でも先輩方は、私たち後輩にたいへん優しく接してくださった。東京東筑会の皆さんの歓迎会では、立食で自由に先輩方と話をするという形式だった。ここで私は、自分の将来の夢についての貴重な情報や、先輩方の高校時代の話を聞くことができた。時間が短く感じた楽しい会だった。関西東筑会の皆さんの歓迎会では日本で最も長いといわれる校歌を3番まで歌った。改めて自分がこのような素晴らしい先輩方が築いてきた東筑高校の生徒であることを誇りに思った。
二つは、最高裁判所だ。ここは、私が最も行きたかった場所の一つだった。建物自体は石でできていて、奥に進むにつれて目が細かくなっていた。最高裁判所内には大法廷が1つと、小法廷が3つある。その中で大法廷を見学させてもらった。大法廷に入ったとき、空気が軽く、澄んでいるようで感動した。大法廷は、法律が憲法に反していないかを判断する時などしか使われることがないため、大法廷を使うのは年に数回しかないそうだ。大法廷が他の裁判所の法廷と異なる所は証言台がなく、弁護人の席と検察官の席は裁判官の席の方を向いていることだ。これは、証言をとるのは高等裁判所までだからだそうだ。また、天井がガラス張りであるため、明かりを消しても明るかった。私は、憧れの場所を見学したことで自分の将来の目標達成のためのモチベーションが高まった。
三つは、東京大学及び京都大学への体験研修だ。1日目に訪れた東京大学では赤門をくぐり、安田講堂までを見学した。その中でも安田講堂は存在感があり圧倒された。
4日目に訪れた京都大学は、桂キャンパスと吉田キャンパスの2か所を見学した。吉田キャンパスでは松下教授のお話や京都大学生の先輩方から大学生活のことなどを聞くことができた。また、京都大学総合博物館では、見たことのなかった化石や、チンパンジーの研究のことについて知ることができた。私は、この両大学の見学から勉強に対する意欲がさらに湧いてきた。
この研修を通して、東筑高校の結びつきの強さを感じた。先輩方が全国で活躍され、なおかつ東筑会のようなものがある学校は他にはないと思う。改めて東筑生であることをうれしく思った。また、そのような東筑生であることを胸に、自分の行きたい道に進むためにもこれからも勉学に励んでいきたいと強く思った。
国内研修を終えて 女子生徒
私がこの国内研修のことを知ったのは受験生の冬のときだった。自分の受験する東筑高校ではどんなことをするのだろうと思いパソコンで調べていたときに、109期の派遣事業についてのページを発見した。これに行くことを目標に受験勉強をがんばったので、今回国内研修に参加できて本当にうれしかった。しかし、この研修から必ず何かを得なければという思いもあった。
一日目に訪れた東大では、大学入試のことを改めて考えた。翌日の合格発表で番号を張り出すための看板が設置されているのを見て、もう時間は少ないことを実感した。昼食のときは、現役東大生の先輩や、東京を案内してくれた先輩からたくさんの大学入試や高校生活についての実体験を聞けたので、とても有意義な時間になった。また、東大は東京にあるということもあり、なかなか簡単に見に来ることの出来ないところなので、伝統を感じられる校舎やキャンパスの雰囲気を感じられたことは貴重な体験になった。
二日目の国土交通省や内閣府、国会議事堂などの国の中枢機関の見学は、忘れられない体験となった。内閣府での末松副大臣のお話は大学卒業後の自分について考えさせられた。末松副大臣は、私たちに「現地に足を運ぶような、自分で動いて仕事の出来る人間になれ」という言葉をくれた。私自身が大学のことしか考えてなく、その先のことを考えていなかったので、副大臣のお話はとても心に響いた。勉強はもちろんだが、仕事ができ、使える大人になれるように今から何をすべきかを考えていこうと思った。国会議事堂はドラマやニュースの中の遠い存在だったので、実際にそばに来たときも中に入ったときもすぐに実感がわかなかった。大理石の上に敷き詰められた赤じゅうたん、すばらしい絵画、豪華絢爛の御休所など、開いた口がふさがらなかった。そして、衆議院議場での緒方林太郎議員のお話で、より国会についての理解が深まった。
二日目、三日目の夜に東筑会の先輩方が開いてくださった歓迎会では、先輩方の経験談やアドバイスが聞け、たくさんの質問が出来たのでうれしかった。東京での歓迎会は立食パーティーで、最初はどうやって話しかけたらよいかわからず不安だらたが、先輩方のほうからやさしく話しかけてもらえたのでだんだんと不安も消えていった。関西での歓迎会では、来てくださった先輩方全員からお話しが開けたのでとてもうれしかった。
四日目の京都大学はとても興味深かった。なぜなら、京大生の先輩方から話を聞き、実際にキャンパスを見て、私が持っていた京大のイメージとは大きく違っていたことがわかったからだ。パソコンや本ではわからないことが分かったので、大学選びにとても参考になった。そして、自分が気になっている他の大学のオープンキャンパスにも行っておくべきだということも感じた。
私はこの四日間で多くのかけがえの無い経験をし、たくさんの課題を見つけることが出来た。また今回の研修では最終日に歴史的な大地震となった東北大震災がおき、たくさんのことを考えさせられた。私たちが訪れた先々で出会った人々は今必死でがんばっているのに、自分は何も出来ないということはわかっているのだが、何も出来ない自分が情けないと思った。しかし、そう思えたのは、この研修を経験できたからだと思う。私は、将来こうした本当に困っている人の手助けを出来る人間になりたいので、今回学んだことを糧にして、学業に励もうと思う。最後に、東筑会の先輩方、東筑高校の先生方、そして家族、今回この貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。
国内研修を終えて 女子生徒
東大、京大、日本を代表する企業や機関への研修。そんな夢のような研修への参加が決まり、最初は嬉しい気持ちでいっぱいだったが、当日が近づくにつれて、研修に行きたくても行けなかった人たちの分もしっかり勉強しなければならないという責任感を感じるようになった。緊張もした。そんな気持ちのままで飛行機に乗った。
東京に着いて早速、カルチャーショックを起こして自分が井の中の蛙であったことを悟った。そして東京が醸し出す雰囲気に圧迫されている中、東京大学へと向かった。初めて見た赤門、三四郎池、安田講堂、本郷キャンパスからはなにか威風堂々たるものを感じた。中に入り東大に行っている先輩方と昼食をとり、その後、三菱ケミカルホールテイングスという企業に行き、世界最先端技術を目にした後、都庁に入り最上階から夜の東京を眺めた。夜の東京の景色は明るくてとてもきれいであった。
翌日は国土交通省や国会議事堂など国の機関を訪ねた。国会では緒方さんから、内閣府副大臣の部屋では、末松議員からのお話を聞いて、それから第一生命や三井住友海上を訪れた。この日は移動が大変で、旅館に帰り着いたころにはもう疲れきっていた。しかし大変なのはこれからであった。
この日の夜は東京東筑会の先輩方による、私たちの歓迎会であった。レストランに入ると想像していた以上にたくさんの先輩方が私たちを歓迎してくださった。歓迎会が始まるとすぐに先輩に話しかけられ、話が終わるとすぐにまた別の先輩に話しかけられ…、と忙しかったけれどたくさんの先輩方と話をすることができて、とても楽しかった。気がつくと最初の疲れはふっとんでしまっていて、2時間30分はどもの時間はあっという間に過ぎていってしまった。今思うと、このときが一番楽しかったと思う。最後は東筑高校校歌をみんなで歌って、幕を閉じた。
三日目は最高裁とラックを訪問した。最高裁に関しては、あの荘厳な雰囲気は今でも忘れることができない。それから東京を離れ、京都へと向かった。その日の夜に今度は関西東筑会の先輩方からの歓迎会であった。ここでは、東筑高校の校歌を3番まで歌った。富永氏はとても元気ではつらつとした人で、この歓迎会も楽しかった。
そして四日目、この日は丸一日使って京都大学を見学した。最初に訪れた桂キャンパスでは米田教授に研究室を案内していただいた。研究室の中をのぞかせていただくということは滅多にできないことなので、とても興奮した。次に訪れた吉田キャンパスでは驚くことばかりであった。門から道路沿いにズラリと並んだサークルや同好会の看板、予期せぬ姿であった折田先生像、さまざまなものがたくさん展示されている京大総合博物館。何より、大学全体から溢れ出ている「自由の学風」に一番驚かされた。東大もそうだったのだが、京都大学を訪れて勉強意欲がかき立てられた。
そして最後に松下教授の話を聞いて、後は帰宅するだけだった。しかし、そうはいかなかった。東北関東大震災の影響で帰りの新幹線が運休となり、その日に帰ることができなくなった。工藤先生が急いで手配してくださった旅館に戻り、ニュースをみて被害に甚大さに惜然とした。そしてつい先日の東京での歓迎会に来てくださった先輩方の安否が気になり、また自分たちはどうなるのかと考えると、落ち着いていられなかった。だが工藤先生や児玉先生の冷静な対処のおかげで、帰りの新幹線も確保でき、無事に帰宅することができた。
3泊4日の予定だった国内研修は地震の影響で4泊5日となってしまったが、研修自体は本当に自分のためになるものであった。ここに述べたこと以外にもさまざまな良い経験ができ、国内研修に参加できてよかったと思った。たかが4日であったが、日本を代表する企業や大学を訪問することで、人間として大きくなれたような気がする。そして東筑というつながりの強さを強く感じた研修でもあった。今回学んだことを踏まえて、これからしっかり勉強しようと思う。
最後に国内研修に協力してくださった先輩方、先生方、貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました。
第1学年国内研修を終えて
教諭 工藤 宏敏 / 児玉 幸子
昨年度まで「生徒派遣事業」の名称で行われていた行事を本年度より「国内研修」と名称を変更して、平成23年3月8日(火)から11日(金)までの、3泊4日の日程で行われました。その目的と研修日程は下記の通りです。
〔 目 的 〕
日本ひいては世界に活躍する有徳の人材を育成するという観点から、官公庁・企業・財界ならびに学界で活躍する本校卒業生を訪問し、最先端で活躍する先輩諸氏との交流を通して今後の意欲的な学校生活の動機付けとする。
〔研修概要〕
1.関東・関西在住で各界第一線で活躍される本校卒業生や関係者を訪問し、職場見学をすると共に、懇談を通して仕事の内容や課題などを聞く。
2.国会や国土交通省といった国の中枢機関を見学する。
3.東京大学・京都大学のキャンパスや研究機関を訪問する。
1月の中旬に学年集会を利用し、上記の目的や研修概要を説明しました。その後、参加希望の調査をしたところ20名程度の募集に対して41名の参加希望者がありました。例年20名前後の参加希望者が出るということを聞いていたので、希望人数の多さに困惑したのを覚えています。研修の趣旨を説明し、参加者は最大25名という
ことを参加希望者に伝え、志望校や成績などで選抜し25名にしました。この25名に対しては、学年または学校を代表しての参加という意識を持たせ、有意義な研修になるために4回の打ち合わせ会議を実施し、訪問先の担当割りと調査、発表による情報の共有を行いました。その甲斐あって、生徒達による実用的なしおりを作ることが出来ました。
国内研修は初日から内容が充実したものでした。また、初日は、予定になかった東京都庁の最上階展望室から東京の夜景を見ることができ、生徒達も大都会東京を実感することが出来たと思います。東京大学のキャンパス散策、企業や国会の訪問、どれをとっても東筑高校OBの方々の現役生に対する思いの強さを感じました。また、二日目の東京東筑会主催の歓迎会では、東筑高校の絆の強さを実感したのではないかと思います。
三日目の午後は京都に移動し、そのまま関西東筑会主催の歓迎会が行われました。
東京とはひと味違った関西ならではの暖かさが会全体を包み込み、OBの方々と生徒達が世代を越えて、北九州の話に盛り上がっていました。最終日は、京都大学の研究室訪問があり、東筑生のためのオープンキャンパスといった趣の大学訪問になりました。また、多くの東筑OB京大生が集まってくれたことも、現役生徒にとってよい刺激となり、京都大学が身近な大学という印象を残したのではないかと思います。
3泊4日の充実した研修で111期生の代表25名は想像以上の刺激を受けたのではないかと思います。この4日間で体験したことや東筑高校OBの絆をしっかりと胸に刻み、これからの高校生活の中で、様々な場面で学年全体に還元してほしいと思います。
第1学年国内研修の実施に当たっては、多方面にわたる方々の御支援・御協力がなければ成立しません。実施の企画や各東筑会の窓口となって御尽力いただいた平田先生をはじめ多くの先生方、研修を快く引き受けていただいた官公庁や企業の方々、そして、東京東筑会ならびに関西東筑会の皆様方、保護者の皆様方に感謝を申し上げて国内研修の報告とさせていただきます。
追伸
研修四日目の3月11日(金)に起こった東日本大震災の影響により新幹線のダイヤが乱れ、11日(金)帰着予定が12日(土)になりました。予想もしていなかった事態になり、25名の生徒達の安全確保など不安な状態になりましたが、生徒達の冷静な対応や関西東筑会の岩淵会長をはじめ多くの方々からの激励の電話やメールを
いただき、無事、北九州に戻ってくることが出来ました。参加生徒達にとっても3月11日は忘れられない日になったのではないかと思います。
大震災により亡くなられた方々のご冥福と被災された方々、被災した地域の1日でも早い復興を祈念いたします。
3月9日の東京東筑会主催の同窓生歓迎会







北村東京東筑会長の歓迎の挨拶 司会は、106期 牛島さん


引率された工藤先生、児玉先生の挨拶と生徒紹介


学生部幹事 106期中里君の歓迎挨拶 安永前会長による乾杯の御発声












48期 長畑先輩から生徒への激励の言葉 105期 吉田さんは就職の報告と東京東筑会への謝辞


106期 池田さんから学生部で東京進学を推奨 89期 緒方衆議院議員から高い志をもつことと


NHKプロデューサーの96期 宮原さんは、大相撲の担当で今度の事件の只中にいる。また休暇でニュージーランドに行って地震に遭遇し、そのまま休日返上で取材となったという驚嘆すべき活動ぶりを紹介された。





















生徒代表の謝辞と校歌斉唱指揮、エール 古野副会長の閉会御挨拶






来年度の112期生の研修も応援します。絶対に続けて下さい。
平成23年2月吉日 東京東筑会 役員各位 東 京 東 筑 会 会長 北村 憲雄
拝啓 早春の候、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。 さて、3月8日から10日まで東筑高校の新2年生男女20数名が東京研修に参ります。 敬 具 記 歓迎会日程 1.日時 3月9日(水)18時30分 開始 受付18時より 2.場所 ふくおか会館1階 日本料理レストラン『網』 http://www.skyc.jp/hotel/fukuoka/index.html 東京都千代田区麹町1-12 TEL03-3265-3171 地下鉄半蔵門線「半蔵門」駅 3番・4番出口徒歩3分 3.会費 5,000円 4.申込連絡先 東京東筑会事務局長 高木俊弘 |