◆日本画、西洋画、書道、写真、彫刻、焼き物などのジャンルに捕らわれず、美術館・博物館を探訪する趣味の会です。
美術に興味のある人でも個人ではなかなか情報も限られ、訪問する美術館や展示会も偏ってしまいます。
そこで多くの東筑同窓の仲間を得て、なかには優れた解説者、評論家もいるはずで、そうした交流の中でいろいろな
分野の美術展、作品展に出かけて、自身の美術鑑賞の幅を広げようという会です。
◆メールで参加者登録していただければ、次回訪問の美術館・博物館の催し物と日時、集合場所など御案内をします。
お気軽にお出かけください。
※登録いただいたメールアドレスは、幹事が厳重に管理し「ミュージアム・サークル」活動以外に
使用することはありません。
参加登録・問合せ先: museum-circle@tochikukai.com 幹事:櫻井宏和(78期)
第8回 ミュージアムサークル
「シュテーデル美術館所蔵 フェルメール《地理学者》 と オランダ・フランドル絵画展」
日時: 5月14日(土) 15:30-
場所: 渋谷 Bunkamuraザ・ミュージアム
http://www.bunkamura.co.jp/access/index.html

フェルメールの『地理学者』とフランドル絵画展と謳っているものの、フェルメール作品はこの一点しかなく、レンブラントとその工房の仲間たち、ヤン・ステーン、ブリューゲル父・子などのフランドル絵画の作品展でありました。

個人的には、写真のように精密な静物画群に惹かれました。これが日本でいえば江戸時代初期、4代家綱の頃であり、その写実性と絵具の彩やかさが驚きであります。
また肖像画、風景画、静物画、農民などの生活の寓意画など、ほとんどが左斜め上からの斜光であること、右からの光があまりないことに気づかされます。
観覧後の反省会で皆と話ましたが、画家が右手で描き易い、自然な流れなのだろう、と取り敢えずの結論となりました。
右からの光線は、現場での光を見たままに描く「印象派」の出現まで待つことになる、と。
第7回 ミュージアムサークル
光明皇后1250年御遠忌記念 特別展「東大寺大仏―天平の至宝―」 http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=B01&processId=01&event_id=7812
メンバーの希望の多い「東大寺大仏―天平の至宝-」展に行きました。
日 時: 2010年11月21日(日) 15:00
場 所: 東京国立博物館「本館」 正面玄関集合
交 通: JR上野駅公園口、または鶯谷駅下車 徒歩10分
東京メトロ 銀座線・日比谷線上野駅、千代田線根津駅下車 徒歩15分
京成電鉄 京成上野駅下車 徒歩15分





第6回 ミュージアムサークル
上村松園展に行きました。
日 時: 2010年10月9日(土) 15:00 集合
場 所: 東京国立近代美術館
東京メトロ東西線「竹橋駅」徒歩約5分

http://shoen.exhn.jp/index.html
上村松園が画業をスタートした明治25年頃の初期作品から、晩年の昭和24年までの88点の作品展示は、今後しばらくは実現しないだろうと思われます。
美しい線、鮮やかな色合い、気品の絵姿…
しかし華奢なものでなく圧倒される大作群でありました。
第5回 ミュージアムサークル
オルセー美術館展2010 「ポスト印象派」 http://orsay.exhn.jp/
話題のオルセー美術館展に行きました。
日 時: 2010年7月3日(土) 16:00 集合
場 所: 国立新美術館




第4回 ミュージアムサークル
ルノワール展に行ってきました
やはり「ルノワール展」には行きたいな、と急遽ミュージアムサークルで行ってきました。
「ルノワール -伝統と革新」
http://renoir2010.com/index.html
パンフレット→CLICK!
日時: 2010年3月20日(土)15:00集合
場所: 国立新美術館
http://www.nact.jp/concept/index.html
・東京メトロ千代田線「乃木坂駅」
青山霊園方面改札6番出口
・都営地下鉄大江戸線「六本木駅」
7番出口より徒歩約4分
・東京メトロ日比谷線「六本木駅」
4a番出口より徒歩約5分

【訪問記】
やはり人気の画家だけに土日の会場は人が多かった。
約80点の作品の展示で、初期の習作~印象派展(1874)の頃~イタリア、ギリシャ旅行で古典主義風に
なった頃~晩年の独自の画風とルノワールの歩みが見える構成になっていたが、有名な絵がもう2~3点
展示されていれば良かったと思われた。
第3回 ミュージアムサークル
2010年新春の『ミュージアム・サークル』は、新春に相応しく書道展に参りました。
日時: 2010年1月9日 17:00~
場所: 東京銀座画廊、鳩居堂画廊
当会副会長の山保先輩(雅号 山保櫻華)の出品される『書燈社新春展』や先日の福岡県人会の北九州地区高校同窓会『謝志会』で知己を得た戸畑高校御出身で、現在は千葉大学書道講師を勤められます幕田 隆(雅号 幕田魁心)の個人展に参りましたが、会場の銀座画廊では、他に3箇所で書道展が開催されており、書道展のハシゴとなりました。







第2回 ミュージアムサークル
「東山魁夷記念館」を訪問した第1回に引き続き、早速にも第2回を計画しました。
既に新聞やテレビの特集番組等で広く知られているところですが、ギリシャ大使のグレゴリオス・マノスが
1910年~1920年に私財を投じて収集した東洋美術コレクションを「江戸東京博物館」で見学しました。
「写楽 幻の肉筆画」ギリシャに眠る日本美術~マノスコレクションより
日時: 2009年8月30日 13:00 集合
場所: 江戸東京博物館



因みに19世紀後半にフランス絵画に影響を与えたといわれる「ジャポニズム」についてはこちらで→CLICK
江戸東京博物館の公式サイト http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/index.html
〒130-0015 東京都墨田区横網1-4-1
JR総武線両国駅西口徒歩3分、都営大江戸線両国駅A4出口徒歩1分
第1回 ミュージアムサークル
記念すべき第1回は、7月5日(日)に千葉県市川市にあります「東山魁夷記念館」を訪問しました。
当館学芸員の方が1階の資料展示コーナーから2階の作品展示室までずっと案内していただきました。
この「東山魁夷記念館」の館長が、東筑同窓の吉本恭子先輩(68期)でいらして、東京東筑会会員の訪問を
お待ちしていますとのメッセージをいただいております。
「東山魁夷記念館」では、シーズン毎に特集を予定されていますので、また訪問したいと思います。
画像をクリックすると拡大画像が展開します。

東山魁夷記念館 http://www.city.ichikawa.chiba.jp/bunka/higashiyama/
住所: 市川市中山1丁目16番2号 TEL: 047-333-2011
交通: JR下総中山駅より徒歩 約20分(約1.3㎞)
京成中山駅より徒歩 約15分(約980m)
京成バス「市営霊園・保険医療福祉センター」行き 「下総中山駅」から
「北方」下車 約1分
市川市コミュニティバスで「北方」下車
東山魁夷略歴
1908 横浜に生まれる。
1926 東京美術学校(現東京芸術大学)日本画科に入学。
1929 第10回帝展に〈山国の秋卦を初出品。初入選。
1931 東京美術学校を卒業。
1933 ドイツへ留学の途に就く。(35年帰国)
1947 第3回日展に〈残照卦を出品。特選・政府買上となる。
1950 第6回日展に〈道》を出品。
1953 市川市中山1丁目に美術学校で同窓だった建築家吉村順三設計による新居を建てる。
1956 第11回日展出品作〈光昏〉で日本芸術院賞を受賞。
1968 皇居新宮殿の大壁画〈朝明けの潮〉を制作。
1969 文化勲章を受章。文化功労者として顕彰される。
1975 唐招提寺御影堂障壁画第I期〈山雲・涛声〉を制作。
1976 ドイツ連邦共和国より、功労大十字勲章を贈られる。
1980 唐招提寺御影堂障壁画第Ⅲ期〈桂林月宵卦等を制作。
1988 市川市より名誉市民の称号を贈られる。
1990 長野県城山公園内に長野県信濃美術館東山魁夷館開館。
今上天皇のご即位の式(大嘗祭)に飾る《悠紀地方風俗歌屏風〉を制作。
1999 5月6日逝去。従三位 勲一等瑞宝章を贈られる。

メルヘン街道にありそうな東山魁夷記念館の建物


吉本館長さんを囲んで
【東山魁夷記念館・訪問記】




東山魁夷記念館は、1階資料室に画伯の書簡、写真、道具類があり、2階でシーズン特集の作品が展示されている。
学芸員の方がずっと案内していただけたので、作品経歴の概要がよく判った。 書簡などを見ると東山魁夷という画家は、真面目な生活人であって終生画業に勤めた人ということが改めて認識された。
2階の作品展で主要な作品を鑑賞したが、画業として特筆される唐招提寺障壁画の準備のための「海景スケッチ」のリトグラフの数点が展示されてあった。これを見た時に東山魁夷画伯は、写実主義の洋画家なんだと勝手に感じてしまった。
北欧の風景を幻想的に美しく描かれているので、日本画の作家のイメージをもっていたが、風景そのものが幻想的なのであって、描写は全くの「写実」である。この「海景スケッチ」の寄せる波、岩に砕ける波、水泡の描写は、今まで見たことがない美しいものであり、そのデッサンは、フランスの古典主義以来のもののように感じた。
